■見えない世界のみつめ方

■東京都写真美術館,2011.12.13-12.1.19
■世界を新しい方法で分節化すると新しい認識が可能になる3例、オーサグラフ、コーポラのスーパーアイ、VIT2.0が展示されている。
オーサグラフは新しい世界地図のようね。 日本を中心とした場合のアフリカや南アメリカの傾いた形は、地球が球だったことを思い出してしまう、大陸間の距離が真実い近づいているようにみえる、国間の関係が新しく見えてしまう等々、素晴らしい地図だわ。
スーパーアイは対象物の空間位置を記述し処理するシステムらしいけど、展示作品は数値がむき出しになっていて熟されていない感じね。 VIT2.0は対象物のある属性を抽出し拡大して認識する方法みたい。 でも作品はフリーズして動いていなかったの。
オーサグラフ以外は作品が中途半端。 もっと展示をわかりやすくしてね。 ICCはずっこけたし、コダックは倒産状態、富士フィルムは化粧品や薬に進出の時代だから、そろそろ写真美術館も衣替えが必要かな。 今回のようなテーマを充実してほしいわ。
*チラシ、http://syabi.com/upload/3/1452/2011_013_a.pdf