■桑久保徹 海の話し画家の話し

■トーキョーワンダーサイト渋谷、2010.08.07-09.26
http://www.tokyo-ws.org/shibuya/index.html
■桑久保徹を知ったのはこの3月、国立新美術館アーティストファイル2010です。 その時ビビッときたので名前を記憶しておきました。 公園通りへ行く用がなく最終日の今日やっと観てきました。
点描画を長くしたように絵具を厚く激しく塗り重ねています。 波が押し寄せてくる広い海岸に祭りのあとを描いたような内容です。 祭りとは婚宴、料理、アトリエでの作業などです。 空は複雑な色でかきまわしたようです。
日常生活で疲れきってもうどうでもいいや!と思う時がありますが、そのような放心状態に陥った時の脳味噌の中身を描いたような絵です。
会場を一巡したあと心配になりました。 このような絵をこれからも描き続けることが可能なのか? 期限のある絵だとおもいます。 桑久保は近々に次なる飛躍が必要だと感じました。