■崔在銀展-アショカの森-

■原美術館、2010.09.11-12.26
■大木の根っこをゆっくりと写すビデオ「フォエバ・ァンド・ァ・デイ」や逆に激しい動きの「森はいつからそこにあったのか?」を見ても何かを感じとろうとする気持ちが湧きあがりません。 写真「幻想の裏面」を見ると尚更滅入ってしまいました。 アショカ王の知識を増やしたところで作品への興味は進まないでしょう。 会場をひとまわりした後、早速場内ショップで数年前に出たカタログをめくると・・・。 1970年代前半から草月会館で活動したようです。 そこでの生け花はすばらしい。 彫刻・映画と活動を広げている韓国の芸術家だと初めて知りました。 隣にあった中村佳子対談集でもゲノムの話をしている・・。 深く知れば結構面白い芸術家のようです。 しかし今回の展示はつまらないの一言に尽きます。