■バウハウス・テイスト、バウハウス・キッチン展

■汐留ミュージアム,2010.9.18-12.12
■女学生から掃除婦までが織物工房や金属工房に総動員されています。 バウハウスを支えていた人の広がりがわかります。 
実物大キッチンが展示されていました。 みると火廻り・水廻り・食卓が3壁構造になっています。 水廻りは真ん中の部屋で外部ドアもあり食材の初期調理と後かたずけがし易い構造です。 材料を家に運び入れるところから食後のかたずけ迄での全体を考えていてバウハウスの具体の一面がよく見えました。 ゴミ捨についてはなかったですが・・。 環境問題はまだ関心が低かったのでしょう。
食器類はもちろんベジタリアン料理の写真まで展示されていてタイトルのテイストのひとつの意味がわかりました。
やはり実物大作品には巻き込まれますね。 そして同じビル内に最新のキッチンショールームがあるので現代との比較も可能です。 主催者はこれも狙っているのでしょう。
*美術館、https://panasonic.co.jp/ew/museum/exhibition/10/index.html