■内藤正敏-異界出現-  ■イントゥ・ザ・ピクチャーズ-TOPコレクションたのしむ、まなぶ-

■東京都写真美術館,2018.5.12-7.16
■内藤正敏-異界出現-
■早川書房SFシリーズ表紙が内藤正敏の作品だと初めて知ったの。 そしてSFから民俗学に興味が移ったのは即身仏との出会らしい。 宇宙人は即身仏だったということね。
「婆バクハツ!」の婆たちの顔に人間世界で生きていく為のどうしようもない女の表情が、「遠野物語」の墓や神棚、写っている物々すべてに霊魂が取り憑いているように見える。 女と霊の近くて遠い関係が面白いわね。
白黒が続いた後の「出羽三山」のカラーは素晴らしい。 仏の唇の赤は衝撃的と言ってもよい。 即身仏の赤い布もね。 内藤正敏の色はヌラッとしているけど歯ごたえが在る。 生き物が浄化したような色にみえる。 
*館サイト、https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3052.html
■イントゥ・ザ・ピクチャーズ-TOPコレクションたのしむ,学ぶ-
■キャプションがないと自由になれる。 作品に集中できるからよ。 そして気さくに対話もできる。
*館サイト、https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3050.html