■ゴッホとゴーギャン展

■東京都美術館,2016.10.8-12.18
■ゴーギャンよりゴッホが記憶に残る展示会です。 ゴッホは33歳の1886年にパリに移る。 「人生は30才からだ・・」。 彼に与えたパリの衝撃力が感じ取れる内容です。 それから4年後に亡くなる。 作品に時間の密度を感じます。 急いだ人生だったのですね。 時間の速さも感じます。
ゴーギャンとの共同生活は何故破綻したのでしょうか? ゴッホの精神異常が原因でしょうか? 共同成果はその後の作品にも表れていますが体系的な影響度がよくわからない。 二人をいっしょにするとややこしくなる。 相乗効果が薄いように感じます。 作品をみていろいろ想像してくれというような展示でしたが、初めての作品も多く満足度は十二分に有りました。
*「ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展」(汐留ミュージアム,2015年)
*館サイト、https://www.tobikan.jp/exhibition/h28_goghandgauguin.html