■物語をえがく-王朝文学からお伽草子まで-

■根津美術館,2015.11.14-12.23
■村上華岳を観に行こうと根津美術館へ向かったがチケット売り場で気が付く。 山種美術館と間違えてしまった。 根津、山種、出光の3館は勘違いし易い。
まっ、こういう場合はそのまま入館する。 伊勢物語、源氏物語、曽我物語、西行物語、平家物語、お伽草子では賢覚草紙、蛙草紙、酒吞童氏、玉藻前草紙・・。 
気に入ったのは「曽我物語図屏風」。 人物や動物は小さいのだが良く見ていると狩りの楽しさが伝わって来る。 このように猪や鹿や兎を追いまわすことができたら気分爽快だろう。 
物語を絵にすると現代では漫画に近づく。 王朝漫画は歌を吹き出しにするとピッタリと似合うではないか? お伽草子はSFやホラー漫画というところか。 昔の漫画に入り浸った感じだ。
*館サイト、http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/past2015_n07.html