■ボヘミアングラス耀きの静と動-プラハ国立美術工芸博物館所蔵-

■サントリー美術館,2014.8.2-9.28
■歴史などに興味があれば良いのでしょうが、使い古した食器が並べてある感じです。 気に入ったのは10に一つありません。 時代が遡るほどガラスが薄いから貧弱にみえるのです。 唐草文様などのベラン飾りなどは意匠が弱いのでエングレーヴィングが生きていません。 現代に近づくほど商品としての価値を取り込んでくるので欠点は少なくなってきますが、それにしても垢抜けしていません。 当時のヴェネチアン・グラスと比較できるコーナーがあったら面白かったでしょう。
*館サイト、http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2014_4/?fromid=topmv