■チューリヒ美術館展-印象派からシュルレアリスムまで-

■国立新美術館,2014.9.25-12.15
■「すべてが代表作」とありましたが、この意味はスケッチや習作がほとんど出展していないことを言っているようです。 とは言っても結構なモノばかりですから全てが代表作にみえてしまいます。 スイスはスゴイス!
作家を一人づつ展示する方法もいいですね。 作家に集中できます。 セガンティーニの「虚栄」は一番バッターとして最高です。 これからみようとする展示をドキドキさせてくれます。 モネは目玉の「睡蓮・・」より「・・藁葺の家」「・・積み藁」「国会議事堂・・」の3枚が印象に残りました。 「睡蓮」は日本的自然感からみて好みが分かれるでしょう。 そしていつものシャガールがどういう訳かとても良かった。 あまり目にしない画家も一部屋とっているので広がりと深みのある展示になっています。 例えばホドラーとココシュカです。 M・ベックマンの3枚も気に入りました。 最後の部屋がジャコメッティとは悩みますね。 観後感が混乱しました。
*館サイト、http://www.nact.jp/exhibition_special/2014/zurich/