■TYINテーネステュエ・アーキテクツ展

■ギャラリー間,2014.7.10-9.20
■タイで作成した木造建築物は校倉造りに似ていていかにも涼しい感じがするわ。 温度・湿度・風がコントロールできるなら夏でも空調機は不要だもんね。 しかも住民も参加して近くで取れる材料で作るから費用も安くて済む。 これで蚊の対策があれば完璧よ。 グローバル・サスティナブル建築賞をとった理由も納得。
予算やデザイン重視に疑問を持ったというけど、世界に充満している資本の論理を何とかしたいということね。 このようなサスティナブルな活動が今後も続けるにはどうしたらよいのか?は論じていなかったようだけど(見過ごした?)、一番聞きたいところね。 社会組織の関係性を変える方法論もよくみえなかった。 こういうのはいつも建築から飛び出しちゃうのよ。
日本でも「小屋」や「原始的居場所」、「みんなの家」、「森のなかの住宅」等々似ている作品はあるけど肝心なところが違う。 グローバルの捉え方に差があるということかしら? ともかく不明な点が多々ある展示会。 サスティナブルに理解するしかない。
*館サイト、http://www.toto.co.jp/gallerma/ex140710/index.htm