■ノルマンディー展-近代絵画のはじまり-

■損保ジャパン日本興亜美術館、2014.9.6-11.9
http://www.sjnk-museum.org/program/current/2139.html
■ノルマンディ地方はよく登場するけど今まであまり気にかけなかったの。 でもこの展示をみて「セーヌ河口岸」の存在を確信したわ。 「セーヌ左岸」とはちょっと違う意味だけどね。
作品リストのノルマンディ地図に20ほどの町名が載っていたの。 これは面白い。 この町名と作品を一つ一つ照らし合わせてルーアンからル・アーブル周辺迄の河川や海の姿、港や街並みを組み立てて五感風景を想像したの。 展示120点のうち町名のついた作品が8割もあるのよ!
でも疑問ばかりね。 林檎は寒い地方の果物なのに雪の絵が1枚も無い! そして多くは冷たそうな海を描いているに海水浴の絵が多い!?
一度行って自分の肌でノルマンディの陽の光と風の流れそして土の匂いを感じるしかないわね。 でないと本当のことはわからない。
ともかくこれだけの画家を動員できる「セーヌ河口岸」は凄いとおもう。 地中海はやっぱり遠い! パリっ子は海をみたいのよ。 だから列車で二時間の距離は魅力かもね。 
今回はたくさんの町名も覚えたしノルマンディー絵旅行は楽しかったわ。