■2121年FuturesInーSight展

■ディレクター:松島倫明,グラフィクデザイン:上西祐里,会場構成:中原崇志
■21_21DESIGN SIGHT,2021.12.21-2022.5.8
■「なぜ22世紀を想像できないのか?」(ウィリアム・ギブスン)。 ディレクター松島倫明は「現在から未来を想像するより、未来から今がどう見えるかをバックキャストで想像してみよう・・」と言っている。 つまり「2121年を想像するとはいかなる行為でどんな視座と洞察が込められているか?」を作品として展示したようです。
会場で幾つかの気になった文章を書き留めました・・。 「西洋中心的な単数形の未来から文化的多様性の複数系未来は始められるか?」。 「恩送りを始めよう。 恩を他者に贈り、贈られた人もまた他者に贈る。 助ける助けられる負い目を気にしなくなるから」。 「日常のなかに、起きていたかもしれないが幸運にも回避できた破局を、想像することができなければいけない」。 「なるべく人との繋がりを切り、自分一人で生きていけるという幻想を植え付け、その為にお金が必要だと信じ込ませる。 人々は従順に働き、お金を手に入れようとする。 ・・未来もまだ、お金で楽しさを購入しているだろうか? そのために働いてお金を手に入れようとしているだろうか?」。 ・・。
関連するSF小説が展示されていたが、その中に「三体」がでんと置いてあった。 じつはまだ読んでいない。 読みたいがスケジュールに入らない・・。