■単色のリズム、韓国の抽象  ■懐顧・難波田龍起  ■三瓶玲奈

■東京オペラシティギャラリー,2017.10.14-12.24
■単色のリズム,韓国の抽象
■韓国単色画は目立たないので今まで素通りしていました。 ところで初めてのアジア旅行は韓国でした。 上空から眺めた真冬の半島を目にした時これが大陸の色と形か!と感心したのを覚えています。 その時の記憶が甦りました。 乾燥したような動きの少ない形と色はまさに大陸的にみえます。
*館サイト、https://www.operacity.jp/ag/exh202/
■懐顧・難波田龍起
■そのまま2階の会場へ入ったのですが大陸から日本海を渡った後の色と形だと直観しました。 湿度が違います。 水彩画が多いせいかもしれない。 ミニマルやアンフォルメルとは生まれが違う為もあるのでしょう。 題名は具体的ですが作品の中にもその跡を見て取れるところが面白い。
*館サイト、https://www.operacity.jp/ag/exh203.php
■三瓶玲奈
■続けて観たのですが東京へ戻った色と形ですね。 冬の東京の鈍い輝きを持っています。 今回は韓国・日本・東京の日照の違いや湿度・温度の流れを感じさせる3展示会でした。
*館サイト、https://www.operacity.jp/ag/exh204.php