■レンブラント、リ・クリエイト展-時代を超えてよみがえる光と影-

■そごう美術館,2016.7.30-9.4
■リ・クリエイトって生物学者福岡伸一が銀座で騒いでいた光の王国のことでしょ?*1 これとレンブラント・リサーチ・ブロジェクト(RRP)が結びついた経緯は知らない。 でも面白い出会いだわ。 200点もの複製画を観るとレンブラントが身体に染み付いてしまうわね。 途中疲れも出て来るし、早く出口に辿り着きたい! でもこの感覚は絵画の見方を変えるのかもしれない。 一人の画家を量で観ると何かが吹っ切れたようになる。 偽物だから近くに寄って嘗め回せるから余計そうなの。 観た後は身体が分かっているから言葉で論じなくなる。 一人の映画監督の作品のほぼ全てを観た時の吹っ切れ感と似ているわね。
*1、「フェルメール光の王国展」(2012年)
*館サイト、http://www.re-create.gallery/rembrandt2016sogomuseum/