■スミルハン・ラディック展、BESTIARY寓話集

■ギャラリー・間,2016.7.8-9.10
■展示最初の模型、黄と赤のテント「パフォーミング・アーツ・ホール」と中世風の建物「チリ・プレコロンビア芸術博物館」をみて、あっこれはイタリアだと直感しました。 後に続く10点近くの作品はレオナルド・ダ・ヴィンチを連想します。 建築と美術が絡み合って混沌としていますがしかっかりとした思想も感じます。 新しい何かが有るようですがよく分からない。 ビデオ「オレンジ・ノイズ」と「寓話集」を同時に観たが美術や演劇の話題も多い。 T・カントール「死の教室」も論じているが翻訳された日本語が理解できない。 困ったものです。 「よく描けた挿絵や模型には・・、対象物の記憶が充満している」。 そのように感じられる作品群でした。
*館サイト、http://www.toto.co.jp/gallerma/ex160708/index.htm