■建築家フランク・ゲーリー展

■ディレクター:田根剛
■21_21DESIGN SIGHT,2015.10.16-2016.2.7
■ゲーリーのオフィスをみてわかりました。 彼は身体すべてを使って建築を考える。 その身体の化身が模型です。 「人がそこに居たい建築を作りたい」は身体が喜ぶことです。 その模型を具現する手段としてコンピュータを使った。 この一連の流れが時代と同期したのだとおもいます。
しかしあのトタンを重ね合わせたような、グニャと潰れたような建築が呆れるほどの試行錯誤と最先端の技術でできているとは知らなかった。 エントロピーが大きくみえるものほど膨大な知識と情報が必要ということですね。 しかも彼のコンピュータ技術は手段としてだけではなく目的にも使い建築家の存在意義を大きく変えたことでしょう。
会場は小学生が作ったような紙細工ばかりでしたが当に「I Have an Idea」を体感しました。
*館サイト、http://www.2121designsight.jp/program/frank_gehry/