■ルドルフ・シュタイナ展-天使の国-

■ワタリウム美術館,2014.4.23-6.13
天使館のオイリュトミー舞台は時々観ていたけど、忘れていた名前シュタイナー。 これは彼の講義録つまり黒板ドローイングと建築・家具・ジュエリーなどデザインの二分野の展示なの。 ドローイングはキャプションを読んでも意味深だわ。
ビデオはすべて建築関係よ。 第一ゲーテアヌムの歴史、ドルナッハの丘の建物群、そして第二ゲーテアウム見学の3本。 この3本を観て建築の全体像が見えてきた。 煙突は木のようだし、植物的生物的な匂いのする建築が多い。
芸術表現はそのままイデアであるという考え。 そしてモノもココロもひとつの現実世界よ。 家具をみてもゲーテアヌム建築の形が宿っているようにみえる。 宇宙に繋がる統一感に満たされている感じね。
カンディンスキーやル・コルビュジエも彼の影響を受けたとあったけど、二人の作品をみてもこの統一感を持っていることから納得できる。 ゲーテは読むしM・エンデは大好きそして笠井叡のファンだということで、シュタイナーは昔からいつもそばにいたのよ。
*美術館、http://watarium.co.jp/exhibition/1403steiner/index2.html