■マリー・ローランサンとその時代展

■ニューオータニ美術館,2012.7.14-9.30
■三つの建物を串刺ししているホテルニューオータニは館内が迷路になっているの。 気分は古い温泉旅館の中を探検しているのと同じね。 驚きと目眩があってとても素敵よ。
暑い中でのローランサンの人形のような人物は涼しさがあって落ち着くわね。 同時代のフランスと日本の画家が残りの1/ 3づつで均衡が取れた展示だった。 荻須高徳のパリ風景がこんなにも静かさがあるとは初めて気が付いたわ。
バレエ関係の資料は中途半端よ。 古家新の観劇の話もあったようだけど。 どうせならローランサンを含めてもう少しまとめて欲しい。 でもあまり考えたくない夕涼みにはちょうどよい展示ね。
*館サイト、http://marielaurencin.jp/history/