■長谷川豪展ースタディとリアルー

■TOTOギャラリー間,2012.1.14-3.24
■会場屋上に石巻市幼稚園に寄贈する建築作品が展示されているの。 大部分の展示物は終わったら壊してしまう。 これはもったいない。 だから出展作=本物だと作者も観客も本気が出るということね。
でも幼児はこの建物で遊ぶかしら? 自分の幼児時代を一生懸命思い出したけど疑問符がつきそう。 階段のある垂直より穴蔵のような水平のものが良くない? ともかく園児の行動が楽しみだわ。
個々の住宅は壁・窓・階段どれもすっきりズレていて気持ちがいいわ。 このような建物に住んでみたいものね。 想定外の体感が得られるとおもうの。
楽しそうだけど住む家族の関係を言葉で解決しようとしているようにもみえてしまう。 肉体が持っているドロドロしたところを発散できない建物のようだけど・・。 考えぬかれていてしかもシンプルだけど見れば見るほど難しい建物だわ。
ともかく一度住んでみないと分からないのが今回の結論ね。
*館サイト、http://www.toto.co.jp/gallerma/ex120114/index.htm