■日本赤十字社所蔵アート展ー東日本大震災チャリティー企画ー

■損保ジャパン東郷青児美術館,2012.1.7-2.19
■展示は赤十字の歴史、戦前の所蔵品、寄贈された所蔵品で構成されている。 今回は全所蔵100点のうち50点が対象である
はじめに赤十字社の歴史と関連作品が簡素にまとめられている。 ソルフェリーノのアンリー・デュナンが日本では西南戦争の博愛社に該当していることが述べられている。 戰前の所蔵品では藤田嗣治の「佛印メコンの廣野」がいい。
所蔵の大部分は寄贈によるものらしい。 有名画家も多い。 多くが小粒の作品であるがどれも落ち着きがある。 気に入ったのは鈴木信太郎「椅子にのる人形」、荻須高徳「僧院の回廊」、結城天童「爛漫」、常磐大空「長安の女」などなど。 初めての絵なので楽しく観られた。 
*館サイト、http://www.sjnk-museum.org/program/past/345.html