■南蛮美術の光と影

■サントリー美術館
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/11vol05/index.html
■美術的な感動は少なくむしろ歴史的な関心が主題の展示会です。 観客もキリストやその歴史に興味のある人が多そうでした。   16世紀からの南蛮船来航から17世紀の鎖国までの流れが一望できます。
キリシタンの火あぶりや斬首の絵は漫画のようですが当時の状況がよくわかります。 副題に「泰西王侯騎馬図屏風の謎」とありますが謎がなんなのかよくわかりません。 エックス線をあてて下描きの様子がわかっただけでは謎とは言えないとおもいます。
謎は驚きがなければいけません。 このような意味深なタイトルを出さないとキリストに興味がない一般客は来ないのでしょう。