■大雅・蕪村・玉堂と仙厓  ■池大雅、中国へのあこがれ

■大雅・蕪村・玉堂と仙厓
■出光美術館,2011.9.10-10.23
■「笑いのこころ」が副題だけどこれは解放から来る笑いね。 桃山から続いているコッテリ美術は見たくもない、武士・町人の堅い生活は嫌、明清文化を好きなように解釈したい、酒は飲みたい、・・・。 墨画は酒好きを連想させるわ。
仙厓が多くて危うく飲み過ぎるところだったけど、ほか3人は程好い作品数で観た後はほろ酔い気分で会場を後にしたわ。
*美術館、http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/past/
■池大雅,中国へのあこがれ
■ニューオータニ美術館,2011.10.18-11.20
■出光で気に入った「秋社之図」「十二ヶ月離合山水図」はどちらも六曲一双。 ニューオータニは詩書画三絶の作品が主ね。 おおらかさが出始める30代後半からの作品、特に「沈香看花図・楓林停車図屏風」は行書体とマッチしていて素敵よ。
そして「己行千里道 未読萬巻書」は蕪村や玉堂にも当てはまる言葉ね。 心身ともに人生を楽しんでいる彼らに出会えて嬉しいわ。
*ニューオータニ、https://www.newotani.co.jp/tokyo/