■世紀末、美のかたち

■府中市美術館,2011.9.17-11.23
■ガレやドーム兄弟のガラス世界に浸っていると急にルドン、ゴーギャンそしてドニまで登場するの。 ゴーギャンやドニは場違いにみえるわ。 横串はいくらでも刺せるからキリがないけど、世紀末に生きた人たちを強引に結びつけようとしている感じね。
ルドンとゴーギャンの宗教感の相違、ドニの家族愛の優位など差異のほうが目立つようだけどどうなのかしら?
ガラスに戻るけど、草花や昆虫は人間からみて相容れない生き物に描いていて何回みても飽きが来ない。 北澤美術館はちょっと遠いいからこのように近くで頻繁に作品を見れるのはいいことよね。
ところでキャプションの文字が小さくて観客は読みづらいようだったけど大きくしてほしいわ。 小さいと緊張して文字を読むので心身が作品から一度離れてしまう。 これで感動が少なくなってしまうからよ。
*館サイト、http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/seikimatsu.html