■モネとジヴェルニーの画家たち

■Bunkamura・ザミュージアム,2010.12.7-11.2.17
■当時のジヴェルニーにアメリカの画家が7割も占めていたとは驚きね。 でもモネを真似た日曜画家に毛が生えたような作品ばかり・・。 アメリカ印象派という言葉が聞かれない理由も分かる気がしたわ。 おおらかさは有るとおもうの。 そこはアメリカかも。
後半の装飾的印象主義になるとやっと眼が喜んで来た。 フリージキーの「庭での朝食」「庭の婦人」「百合の咲く庭」がそれよ。 ボナールの絵から肉を削ぎ落したような若くて青々しい感じのする絵ね。
出展されていたボナール「にぎやかな風景」と比較すると深みやコクのある面白さに欠けるけど・・。 アメリカ人画家とモネよりもボナールとの関係を知ったことが今回の収穫だったわ。
*館サイト、http://www.bunkamura.co.jp/old/museum/lineup/10_monet/index.html