■ドミニク・ペロー展
■東京オペラシティアートギャラリー、2010.10.23-12.26 ■ http://www.operacity.jp/ag/exh123/index.html ■傾いたり、太くなっていく建物は微妙な目眩を感じますがそれは心地良さを伴っています。 地面を削って側面を建物にした梨花女子大学は印象的です。 ランドスケープという言葉の具体が表現されているとおもいます。 しかし地震や湿度の高い日本での自然の見方とは少し違う気がします。 そして自然や景観のマクロを意識するあまりマリンスキー劇場や十日町能舞台は演劇の精神性が削がれているのではないでしょうか。 チラシに「・・ミニマルな力強さのポストモダンに幕を引き新しい風を起こした・・」と書いてありますがこの意味がわかりません。 ミニマルとは「モダン」または「ポストモダン以降」の用語ではないでしょうか? ペロー作品フランス国立図書館はミニマルにみえますが? ・・二つの?が残りました。