■シアスター・ゲイツ展、アフロ民藝

■作家:シアスター・ゲイツ
■森美術館,2024.4.24-9.1
■作品が地味で広い会場が寂しい。 観客もまばらです。 でも気持ちがいい。 心身にゆとりが生まれます。 副題に民藝とある。 柳宗悦らの活動や作品を想像させます。 それらしき関係はあるようだがシアスター・ゲイツとは何者なのか? 会場途中まで見てもよく分からない。 彼の収集ライブラリや関係施設の写真をみて米国公民権運動、それに続くBLM(ブラック・ライブズ・マター)で活躍しているのを知る。 ジャンルを横断していますね。 常滑焼に興味を持っているようだが彼の陶器はアフリカを思い出させる。 屋根職人の父の影響もあり屋根材料の作品も展示されている。 しかし瓦や壁は興味が無い? アフロ藝術とは何か? 「ブラック・イズ・ビューティフルと日本の民藝運動を融合した」と言っている。 これもよく分からない。 ということで、雑誌「GQ」を売店で購入する。 ゲイツの記事が載っていたからです。 彼は何者なのか? 結局は今も分からない。 ブログはここまでにして雑誌を読むことにします。 そうそう、日本酒も展示されていました。 「門」つまりゲイツという名前です。
*追記・・雑誌「GQ」を読む。 「・・陶芸の不完全な美に惹かれた」「豊臣秀吉の朝鮮出兵時に陶工を日本に連れて帰ったが、アフロ・アメリカンの歴史に重ねてしまった・・」。 印象に残るゲイツの言葉です。