■YOKOO LIFE、横尾忠則の生活  ■The Artists、横尾忠則

■渋谷PARCO8階「ほぼ日曜日」,2021.7.17-8.22
■21_21DESIGN SIGHT.GALLERY3,2021.7.21-10.17
(タイトル順)
■今朝の新聞に「サイコマジック」(アレハンドロ・ホドロフスキー著)の書評が載っていた。 評者は横尾忠則。 「エル・トポ」にひっくり返ってしまったことが書いてあった。 私も公開時に千代田公会堂でこれを観てヒックリ返ってしまった記憶がある。 ヌーベルバーグ終焉の時代に、この作品は衝撃的だった。
近年、横尾は新聞書評を精力的に熟している。 評者の中では出番がいちばん多いはずだ。 欠かさず読んでいるが、絵画以上に力を入れているようにもみえる・・! 「ほぼ日曜日」でも彼の書評が展示されていた。 それよりレコードジャケットや書棚に並んだ背表紙を見るのが楽しかった。 彼の好物が小豆とカレーというのも初めて知った。 入院も大好きらしい。 病院の食事は健康的だし・・? 
デザインサイトではカルティエ現代美術財団からの依頼で横尾が描いた120人のアーティストの似顔絵が並べてある。 数か月で描いたので体が固まってしまい入院したことを彼は楽しそうに語っていた。 飽きっぽい、忍耐力が無いと彼は言っているが、企業や財団からの依頼はそれを跳ね除けている。 世間を渡るときはメリハリが必要になるのは仕方ない。