■デュフィ展  ■蜷川有紀絵画展-薔薇の旅人-  ■CATS'LOVE「猫に恋」展@真鍋太郎

■Bunkamura・ミュージアム,2014.6.7-7.27
デュフィをこんなにも堪能できたは初めてだわ。 彼は1905年にマチスに、1907年セザンヌに衝撃を受けたとあったけどセザンヌは消化できなかった。 でもマチスは友にできた。 テキスタイルデザインもマチスのリズムと色は合うはずよ。
家具や陶器への適用も重要な経験になったとおもう。 ドイツ表現主義に影響された版画もね。 力の籠った木版画は素晴らしい。 そして「馬に乗ったケスラー一家」「ポール・ヴィャール博士の家族」などの変わった肖像画は自信がなければ描けられない。
彼の作品には20世紀初頭の成果が一杯詰まっているようにみえる。 しかも音楽や工業デザインで 得たミニマルな様式。 この二つが自信の源かもね。
「クロード・ロランに捧ぐ」で私の神であると言っているけど、晩年の光の追及から黒への傾斜は必然かもしれない。 けれどよくわからない。 この時期に黒まで行くのは相当な探究心の持ち主ね。
蜷川有紀絵画展-薔薇の旅人-,2014.6.7-15
女優のようだけど。 歌手の八代亜紀と同様に上手で趣味としてはなかなかだわ。
■CATS'LOVE「猫に恋」展@真鍋太郎,2014.6.7-15
猫好きだから許してあげる。