■世界報道写真展2014

■東京都写真美術館,2014.6.7-8.3
■去年の写真展を再び見ているようだ。 地名が変わっただけで中身は同じである。 武力衝突はスーダンからシリアへ、麻薬ギャングはエルサルバドルからメキシコへ、LGBTはベトナムからコンゴへ、先住民はサウスダコタ州からノースダコタへ・・・。 そして毎度の貧困と家庭内暴力、環境汚染。 新聞で斜め読みをした台風ハイエンは400万の家を奪い、バングラディッシュのビルの倒壊は1100人の犠牲者があったことも再度脳みそに焼き付けてしまった。 「同じ時代、同じ空の下に」という副題らしい。 世界は戦争・貧困・差別・環境汚染・自然災害で毎年回っている。 「同じ時代、同じ空の下で、同じ事件を」が残念ながら現実である。