■幸福はぼくを見つけてくれるかな?  ■船越保武、長崎26殉教者未発表デッサン  ■三井淑香展

■東京オペラシティアートギャラリ,2014.4.19-6.29
入口でネーム・アナウンサーが観客の名前を大声で呼んでくれるの。 ビックリ! 出展の半分が映像作品。 モノは限界が見えてしまう時代なのかしら? しかもコンピュータを付加すると巷に溢れる商品が際立ってしまう。
映像作品は他人の時間を持っているの。 観客は余裕を持って美術館へ行く必要があるわね。 「コンティニュイティ」は上演が40分。 二人目の息子で退場したけど面白かったから残念。 事前に作品情報の把握が必要かもね。
案だけど、会場でユーザIDを発行してその日はインターネットで映像作品を見れるようにしてほしいわ。
*館サイト、https://www.operacity.jp/ag/exh163/
船越保武,長崎26殉教者未発表デッサン
船越のデッサンは力強い。 力強さの中に希望や不安が漂っているの。 これを彫刻にすると穏やかな海をみている感じね。 でも弱々しくなりすぎている。 この差はどこから来るのかしら。 彫刻は時間をかけるから心が安定し過ぎてしまうのよ、多分。
三井淑香展
これは面白い。 ファッションを創造しているようにもみえる。 このような作品を描ける性格の人って必ず近くにいるじゃない。 実際は描かないけど。 ついに描いてしまったの!?っていう感じね。 今回は三つの展示すべてが楽しかったわ。