■大英博物館古代エジプト展

■森アーツセンターギャラリ,2012.2.7-9.17
■NHK「知られざる大英博物館古代エジプト」、TBS「ピラミッド新たな真実」を先日みました。 前者はエジプト民が思っていたより豊かであったこと、後者は第二の「太陽の船」の発掘から古王国エジプト宗教の一端が明らかになったことです。
この二つの知識を持って六本木へ向かいました。 目玉は第三中間期の「死者の書」です。 会場は冥土への旅に持っていく200もの呪文・護符・人形などで一杯です。 そしてオシリス神の死者への審判。 日本なら閻魔大王の裁きです。
審判では42項目がチェックされます。 盗みをしなかったか? 不貞をしなかったか? 暴力をふるわなかったか? ・・・これをしていたら地獄行きです。 現代と同じですね。 これだけ過剰な儀式があった古代エジプトはやはり豊かだったのでしょう。
この展示会と先のテレビ番組で古代エジプト宗教がバッチリわかりました。 これで8月開催の上野の森美術館「ツタンカーメン展」へ行ったらパーフェクトですね。