■ドビュッシー、音楽と美術ー印象派と象徴派のあいだで

■ブリジストン美術館,2012.7.14-10.14
■分野の違う人や事をテーマにするとなんでも有りって感じね。 会場をみて先日のバーン・ジョーンンズ展と同じ感想を持ってしまったわ。 ジョーンズがみたギリシア・ローマ・英国の文学がドビュッシーがみた19世紀末の美術に移行したようなものよ。
ドビュッシーの初期のピアノ作品なら印象的だし管弦楽だと象徴的に受け取ってしまいそう。 会場のどこかに書いてあったけど影響を受けた画家は結局はターナーかもね。 コレクション室もほぼ同時代の作品だから量的にも満足できたわ。
このような企画は素材が沢山転がっているから学芸員は楽かもしれない。 観る方も範囲が広がり新しい発見があるからいいけどこれが流行になったら混乱する感じね。 今回も女性関係に1章を割いたら別のドヴュッシーが現れたはずよ。
*美術館、https://www.artizon.museum/exhibition/past/detail/291