■世界報道写真展2011

■東京都写真美術館,2011.6.11-8.7
■東日本大震災ですっかり忘れていた去年のハイチ地震は驚きの再現です。 死体をポンポン投げている写真がです。 31万人も亡くなった重さが直に伝わってきます。 パキスタンの豪雨で2000万人が避難した史上最大の大洪水も初めて知りました。 北朝鮮軍事パレードで金正恩を心配そうに見つめる金正日の1枚は彼の心の中までみえるようです。 西サハラ、イエメン、ソマリア・・の難民を見るとアフリカいや世界の終末は近いのではないかと真剣に考えてしまうほどです。
日本の報道とは違います。 それは死体や血だらけの肉体を隠さないところです。 これにより、もうひとつの現実に一歩近づいた気持ちになります。
「世界報道写真展2010」