■時を超えてー静物と風景画展ー

■ホキ美術館,2011.5.28-11.13
■開館7カ月目でやっと行ってきました。 画家同士を比較できるところがいいですね。 五味文彦のハッキリし過ぎた静物画。 レモンなどはプラスチックのようで且つ本物のようです。 原雅幸の幻想的なリアルさ。
青木敏郎は時間も止めて描いているようにみえます。 この3名の作品が気に入りました。 5月の日曜美術館で野田弘志を放映してましたが、会場で見ると写実としてはいまいちですね。
この番組で野田がダ・ヴィンチの「モナ・リザ」の手は皺も血管も描いていないのになぜリアルなのか? そして高橋睦郎が登場していつもの回答をブツブツつぶやいたのです。 この問答を見て野田は写実から離れていくと思いました。
「オロフレ峠」(2010年)などはもはや写実とはいえませんが、どうでしょうか・・ 
*ホキ美術館開館記念第2弾
*館サイト、https://www.hoki-museum.jp/past/20110528/index.html