■六本木クロッシング2022展、往来オーライ! ■ヒグチユウコ展、CIRCUS FINAL END

*以下の□2展を観る.
□六本木クロッシング2022展
■森美術館,2022.12.1-23.3.26
■22組の作家が出展しているが、知っている作家は写真家の石内都だけでした。 1980年代が一番多いかな?
生まれた、そして育った国や土地、生活などを背景に作家の出自からテーマを見つけようとしている作品が多い。 ある意味ローカルです。
都市の下町、沖縄・北海道へ(から)、アジア二世やLGBTとして・・、工事現場、回転寿司、自動倉庫、・・、木を齧るビーバーとの共同制作まである。
オモチャ箱をひっくり返したような内容といってよい。 これでスクランブル交差点のような時代が出現する。 往来はオーライ!ですが、若い作家たちの不安や迷いも見える。 交差点でローカルがグローバルに変換されるはずです。
□ヒグチユウコ展
■森アーツセンターギャラリー,2023.2.3-4.10
■作品量が並ではない。 しかも猫ネコnekoねこニャンコ・・、猫好きにはたまらない。 犬好きの私としては不満です。 猫又猫の見過ぎで前半で飽きてしまった。 でも後半に入ると俄然見応え分野が広がる。 プロとしての意地でしょう。 映画ポスターも、江戸時代の画家やグッチとのクリエイションもなかなかです。 会場は若い女性で一杯でした。