■末光弘和+末光陽子/SUEP.展

■TOTOギャラリー・間,2022.6.8-9.11
■地球温暖化に如何に対処していくのか? 作品を作り込んでいく過程で日光や風、温度や湿度にとても敏感に振舞っている。 ここまで温暖化を前面に出している小さな建築展は少ないはずよ。 でも、そこまで追い詰められているの。
太陽の傾きから建築の形、木々の配置まで考える。 地下や水も利用する。 植物の壁、屋根瓦の形にも凝る。
十数年後には北海道まで亜熱帯気候に入るらしい。 方向性としては南アジアの建物に近づいていくようだわ。 好む好まないにかかわらず自然エネルギーの最大限の活用は必須ね。
一つ一つの作品(模型など)の説明がとても分かり易い。 専門と素人の融合が上手にできている。 映像を含めた展示量もちょうどよい。 私のような素人でも消化できた。 疲れないでみることができたわよ。 建築展を重視するのは<衣・食・住>の三つはどれも譲れないから。