■プラハ1968

■東京都写真美術館、2011.5.14-7.18
http://syabi.com/upload/3/1353/2011_05.pdf
■すべてから切り離された写真にみえました。 登場するプラハの市民、子供や老婆の顔もワルシャワ条約機構軍兵士も既に遠い歴史の一場面のようです。 1968年プラハの臨場感ある写真ですが何かが欠けています。
プラハ市民の冷静な行動が写真に影響しているから? ジョセフ・クーデルカの力量に問題があるから? それとも共産主義に失望して20世紀が終わったから?
会場出口に当時のポスターが数十枚貼ってありました。 「レーニンよ目を覚ませ」、「1945、1968」・・。 ポスターのほうが生き生きしていて歴史の連続性やプラハ市民の動きがみえました。