■アンフォルメルとは何か?

■ブリジストン美術館、2011.4.29-7.6
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/exhibitions/
■アンフォルメルとは何か? アンフォルメルは主義・流派ではない、と解説にあったようにナイものを論ずるのは難しいですね。
大戦の傷跡が残っているパリにいた抽象画家の作品がこの対象だと勝手に解釈しながら観ました。
J・フォートリエの不安が漂っている中間色に題名の重たさがスーパポーズしている絵画、菅井汲や堂本尚郎の若い頃の作品が記憶に残りました。
テーマに「?」がつくと観た後もしっくりきません。 この時は、アンフォルメルをなぜ議論するのか?なぜ質問するのか?を美術館はまずはまとめておいてほしいところです。 「テーマ名+?」は大事な所がすべてが先延ばしになってしまうようにみえます。