■ガラスの器と静物画 ■静物画の世界 ■宮林妃奈子

■東京オペラシティアートギャラリー,2024.1.17-3.24
□ガラスの器と静物画,山野アンダーソン陽子と18人の画家
■「このような器を作って欲しい」。 画家から依頼されたガラス職人はその器を作り、それを画家が日常の中で描く・・。 そして本にする。 面白い流れです。
ガラスは色のある飲み物が似合う。 ワインやジュースは分かるが、牛乳が多いのは興味深い。 ガラスに乳色は特別にもみえる。 幼児・子供時代を思い出させるからでしょう。
実は厚みのあるガラス食器が好きなのですが一つも無かった。 自宅のコップやウイスキグラスなどは全てがゴツイ。 厚いガラスは唇が喜びます。 食の味も変化する。
薄いガラスは生活が繊細になる。 しかも会場には小ぶりが多い。 ガラス作家の意向が強く表れているようにみえます。
□静物画の世界,収蔵品展078寺田コレクションより
■静物画大好き人間にとっては最高です。 個性ある画家20人の饗宴ですね。 ここで五味文彦に会えるとは嬉しい。 窪田洋子を収蔵品展で見かけることは殆どない。 でも今日は10枚近く展示してある。 これも嬉しいですね。 常連の川口起美雄、他に川原朝生の作品が気に入る。 鉛筆画や版画もあったが、これらを含め満足度200%でした。
□宮林妃奈子,projectN
■躍動感ある筆さばきに、ぼんやりと映える直線直面が全体を引き締めている。 見つめるほど味がでてきます。