■宇川直宏展 Final Media Therapist @Dommune

■練馬区立美術館,2023.9.10-11.5
■宇川直宏のプロファイルには「現”在”美術家」「映像作家」「グラフィックデザイナー」・・、幾つも並ぶ。 「全方位的アーティスト」です。 でも「DOMMUNE主宰」が一番分かり易い。
会場は前口上で始まり、1章(1925ー1950)から6章(2020-現在)は年代順で音声(ラジオ)・映像(テレビ)・インターネットのアンダーグラウンド系配信史を具体的装置と作品で展開。 7章から9章はマスメディア・ローカルTV局などでの実践活動報告。 10・11章はAIも駆使しての絵画創作活動になっている。 その方向は放送・出版・広告を越えようとしている。 メディア世界の広さと深さを感じさせます。
「DOMMUNE」をみてもそう思う。 知らない人々と出来事で一杯ですね。 先日「ジェーン・バーキン追悼」番組をちらっとみたが、私は「欲望」のバーキンしか知らない。 これでもか!とバーキンに迫っていく。 作品量は半端でない。 雑音まで一緒くたで迫ってきます。 面白いのだが取っつき難い。 変わったセラピストです。