■ルノワール-陽だまりの裸婦-

■監督:G・ブルドス,撮影:M・L・ピンビン,出演:M・ブーケ,C・テレ,V・ロティエ
■作品全体がルノワール絵画風に撮られています。 「カラヴァジョ」と同じです。 ルノワールの最晩年を描いているので場所はコート・ダジュールでしょう。 いいところですね。 撮影担当も張り切っているのがわかります。
モデルのアンドレと息子ジャンが主人公のようです。 アンドレのオッパイは素晴らしい。 父ルノワールも褒めていましたね。 途中アンドレがジャンに映画を作ろうと言います。 ここでジャンの映画を思い出してしまった。
彼の映画は何本か観ています。 「大いなる幻影」(1937年作)には衝撃を受けた記憶がある。 この作品は2回みました。 2度目に観た時これは最高の反戦映画だと確信したのを覚えています。
ということで父ルノワールが霞んでしまいましたね。 父役のM・ブーケはA・レネ監督「夜と霧」(1955年作)のナレータも務めています。 2012年作品。