■ナショナル・ギャラリ-英国の至宝-

■監督:F・ワイズマン
■Bunkamura・ルシネマ,2015.1.17-(2014年作品)
■絵画の静止ショット、観客の鑑賞や模写、学芸員や美術史家の解説、職員達の会議、絵画の修復作業。 ギャラリーでのこれら行動を繰り返し撮影している作品です。
この中で学芸員解説と修復作業場面は面白いですね。 絵画を歴史・宗教・科学などを通して職員たちの情熱ある言葉で表現しているからです。 対象作品はホルバイン、ベリーニ、ティツィアーノ、ダヴィンチ、レンブラント、カラヴァッジョ、ターナー、スタッヴズ、ルーベンス、ゴッホ、フェルメールです。
この館の立ち上げに保険会社が絡んでいたことも興味を持ってくれと言っていましたね。 ギャラリー企画も数展映っていました。 あの2011年「ダヴィンチ展」もです。 
それにしても3時間は長い。 絵の好きな人なら飽きませんが切りが無いでしょう。 30分くらい短くしてもよいとおもいます。 ワイズマンはこのような淡々としている流れの作品が合う監督ですね。
*作品サイト、http://www.cetera.co.jp/treasure/