■ホイッスラー展  ■バロックからバルビゾンまで

■ホイッスラ展-究極の美を求めて、ジャポニスムの巨匠、待望の大回顧展-
■横浜美術館、2014.12.6-2015.3.1
http://www.jm-whistler.jp/
■測地局でのエッチング技法習得が後々迄影響しているのを知った。 「テムズ川風景エッチング集」は当時のロンドンを想像することができる。 それと「オールド・ウェストミンスタ・ブリッジの最後」の川の流れ、「バルパライソ」の海の表情が素晴らしい。
音楽用語を題名に付けているが音楽とは無関係である。 今ならNO.1、2・・と付ければよい。 この種の展示会は日本美術、特に浮世絵の影響をいつも言うがこれでは鑑賞が硬くなる。 参考の浮世絵を横に誘導陳列するのもやり過ぎの感がある。
■バロックからバルビゾンまで-山寺後藤美術館コレクション展-
■そごう美術館、2015.1.1-1.25
https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/archives/14/yamaderagoto/index.html
■横美へ行った序でに立ち寄る。 10数点は以前に観た記憶が甦る。 帰ってからDBを調べたら1年半前の文化村展示会で出会ったようだ(*1)。
ここの館は天井が低いから作品を見下ろすようにして鑑賞する。 これが新鮮である。 しかも狭いので作品と対話せざるを得ない。 お互い粗がでてしまい気まずい感じもする。 好みの作品は少ないが結構楽しめた。 帰りにバーゲンセールの日常品を買う。 新年早々デパート美術館の戦術に嵌ってしまった。
*1、http://ngswty.blogspot.jp/2013/10/blog-post.html