■スイスデザイン展  ■木を彫る  ■河合真理展

■東京オペラシティアートギャラリ,2015.1.17-3.29
■スイスデザイン展
■スイス国旗はそのままブランドマークになるところがいいわね。 企業名は聞いたことがあるけど知識は殆ど無い。 陳列されている製品の多くは日常生活から微妙にズレている感じだわ。 SIGG、BALLY、USM、FREITAG、NAEF、SWATCH、VICTORINOX・・。 日本企業と諸に衝突しているから? 日本の文化と重なる部分があるから? NESTLEのインスタントコーヒもご無沙汰だし、時計も興味がないし・・、例えばナイフなど普段は使わないもんね。
でも紙幣にホドラー、ジャコメッティ、コルビュジエが印刷してあるのはさすが。 世界的有名人だと紙幣の価値も上がりそうね。
そして後半はマックス・ビルとル・コルビュジエの展示よ。 作品全体の雰囲気がバウハウスを継承・発展させている感じなの。 でもそこから抜け出せないようにもみえる。 20世紀で止まっているようだわ。
*館サイト、https://www.operacity.jp/ag/exh172/
■木を彫る
■木版画展かな? 彫刻も少しある。 粗さがあってさすが自然体ね。 小口木版は小さい作品だけどよーく見るとスラーリとした力強い線が彫られていて凄い。 木版リトグラフも素敵ね。 作者25人で展示100点は絶妙な数だわ。 木版画の世界は森の中を歩いてきた気分がする。 充実した時間だった。
*館サイト、https://www.operacity.jp/ag/exh173.php
■河合真理展
■会場はペイントの匂いがするの。 得たいの知れない存在感ある作品が多い。 ヌラーリした厚みのある筆感を持って、対象物をのっぺらぼうに描いているからよ。 気に入ったわ。
*館サイト、https://www.operacity.jp/ag/exh174.php