■宗像大社国宝展-神の島・沖ノ島と大社の神宝-

■出光美術館,2014.8.16-10.13
■大陸間航海で対馬に寄るのが面倒だから沖ノ島を通ったということぐらいしか知らなかった。 沖ノ島を覗くのは今回が初めてである。 沖津宮・中津宮・辺津宮の関係、古墳・大和朝廷から江戸時代までの政治を軸とした宗像大社の概要が分かり易く説明されている。
このような小さな島から朝鮮・中国などからの大量の出土品も驚きである。 後半の「宗像大社文書」も面白い。 源頼朝の書状など読むと当時の宗像大社の立場等々いろいろ考えさせられる。 「三十六歌仙図扁額」からも戦国時代以降の九州政治動向がわかる。 今回のようにゼロからの知識が得られる展示会は記憶に残る。
*IM、https://www.museum.or.jp/event/82974