■夢見るフランス絵画

■Bunkamura・ザミュージアム,2014.10.18-12.14
■予算には限りがあるから企画展を毎回豪華にはできない。 今回はカネを掛けない方だろう。 それは夢をみているような題名からいってもわかる。 出処を隠しているのもこのためだろう。 印象派とエコール・ド・パリの画家たちを登場させている。
ヴラマンクの10枚が印象に残るくらいか。 内花瓶が2枚あったがヴラマンクの花はあまり記憶がない。 あと藤田嗣治の「北那覇」。 これも初めて見る。 キスリングの女性像はいつみてもいい。 作品数の一番多かったのがユトリロだが最悪である。 ところでモディリアーニは彫刻家を目指していたのを初めて知った。 カネが無くて絵に転向したらしい。 これで首の長い理由がわかった。 散歩の途中にぶらっと立ち寄るのに丁度よい展示会である。
*館サイト、http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/14_france/index.html