■美術にぶるっ

東京国立近代美術館、2012.10.16-2013.1.14
第一部は館所蔵の作品が多いので常設展と勘違いしてしまった。 でもいつもより豪華なのでジックリと観てきた。 初めての関根正二「三星」が気に入る。 絵の三人は正に星だ。 狩野芳崖「仁王捉鬼図」は現代アートのようだ。 面白いが感動はゼロ。
第二部は第一部とは別世界! 原爆と基地問題で明け暮れ、展示内容も混乱している。 会場に置いてある5枚のチラシもプロパガンダ的レイアウトに近い。 ぶるっとしたが読む気がしない。 まるで1952年の開館時の混乱を再現しているようである。