■モーリス・ユトリロ展-パリを愛した孤独な画家-

■損保ジャパン東郷青児美術館,2010.4.17-7.4
■42階の窓からの東京を一望し会場に徐に入った。 なんだかいつもと違った心持だ。 どうも変だ。 すべて初公開ということだが見るに耐えない絵ばかりが並んでいる。 人物・木々・道・・・どれも雑に描いている。 ユトリロ的なあの建物の白い壁さえも輝きが失せているのだ。 ユトリロのアル中そして奴隷のような生活がこの結果だったのか? ・・・。 言葉が続かない。