■ルーヴル美術館展、愛を描く

■国立新美術館,2023.3.1-6.12
■1章「ギリシャ古代神話」と2章「キリスト教」に分類、これに沿い展示・解説している。 二系統の愛の違いがはっきり見えてきますね。
先ずはプーシェが迎えてくれたが知らない画家も多い。 今回は古代神々の、キリスト教徒の、名前から作品に入っていくことになる。 神々や教徒の名前からどのような愛になるのかが決まる。 複雑な鑑賞です。
楽しい作品が1枚ありました。 それは「ナクソス島のバッカスとアリアドネ」(ブラッツァ作)。 小さくてごちゃごちゃしているが単眼鏡でじっくり見ていると時が経つのを忘れます。 単眼鏡が役にたちました。 会場が混んでいるからです。 キャプションに近づけない場合もある。 解説を読まないと愛の経緯が分からない。
そして3章「人間のもとに」で日常の愛に近づく。 4章は嬉しいオマケですね。 前半では所々にあるイタリア色にも目が喜び予想以上の内容でした。 さすがルーヴル、裏切りません。