■ロトチェンコとステパーノワ

■東京都庭園美術館
展示を見ながらメイエルホリドが、ニジンスキーが、チェーホフが、カンディンスキーが・・・・どんどん広がっていくような展示方法がロシア構成主義の場合は必要である。
エイゼンシュティンの戦艦ポチョムキンやメキシコ万歳のシーンが頭の中に溢れ出でこないといけない。 このような広がりを持てたであろうか? 
ルノアールやゴッホの鑑賞とは違い豊かな知識と想像力が必要な展示会だ。 庭園美術館内は小さな個室に分かれているのでどうも大きな流れを見る展示会には弱いのではないのか?  感動が沸き起こらないまま館を後にした。